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名古屋コーチンは、ひなから成鶏になるまで約5ヶ月かかり、専用農場は年2回のサイクルで出荷します。名研は12専用農場の各出荷サイクルに合わせて、ひなを数千羽から数万羽単位で全農場に届ける大事な役割を担っています。 |
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(1台で7200個の卵を孵化させる専用装置が並ぶ孵化場)
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名古屋コーチンが卵を生む時期は、3月から6月までに集中します。安定供給するため、卵は一定期間冷蔵されます。名古屋コーチンの卵は大変デリケート。そのため、孵化場をひんぱんに廻り卵を採集しています。
卵は専用孵化装置の中で22日間温められます。孵化装置1台に7200個の卵が入ります。ひなが誕生する最後の数日間は、名研社長の天野さんにとって胃が痛くなる日々です。というのも、卵からひなに孵る割合が毎回異なるからです。予想孵化率が狂えば、年間生産数に大きな影響を与えてしまいます。 |
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ひな運搬専用ボックス |
ひなを搬送する専用の箱には、松を原料とした細かい木片を敷き詰めます。保温効果に優れ、乾燥した日には適度な湿気を出し、足の弱いひなを守るクッションにもなります。
こうした名研の努力によって、名古屋市南部食鶏加工協同組合の根幹が維持されています。 |
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